実話『Winny』みどころ・感想|誰かの不都合の犠牲になり、未来のために戦った

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引用元:映画com

貢献できるなら有罪でもいい こんな目に合って、この言葉を言えるこの人が、こんな目に合うなんて、どうなってるんですか

目次

Winny|どんな映画?

こんな映画

腹が立つ。考えさせられる。尊敬と感謝。

Winny|予告動画

引用元:YouTube
はり

はあ、、

ヘリ

この人凄いな、、

ホイ

、、、

Winny|監督・主演

監督:松本優作
主演:東出昌大・三浦孝弘

Winny|映画情報

原作なし
脚本松本勇作・岸建太郎
制作国日本
日本公開2023年3月10日
上映時間127分
wekipedia参照

タイトル|キャスト・役名

引用元:otokoto
キャスト役名
東出昌大金子勇
三浦貴大壇俊光
皆川猿時桂充弘
和田正人浜崎太一
池田大林良太
木竜麻生桜井恵子
渡辺いっけい北村文也
吹越満秋田真志
田村泰二郎比嘉誠
渋川晴彦:KEE伊坂誠司
吉岡秀隆仙波敏郎
阿部進之介松山記者
金子大地山本幸助
吉田羊金子勇の姉
wekipedia参照

Winny|ネタバレ感想

※劇場で一度見ただけなので、記憶しているセリフなど曖昧ですがご了承ください。

面白いのか?

冒頭はどんな感じで話が進んでいくんだろう‥面白くのなるかな?と不安になる。

最後まで見終わって本当に見てよかったと思った。

この事件、当時大きく取り上げられていたんだろうけど私は全然知らなくて。

自分の知らないどこかで、誰かが犠牲になって戦ったおかげで今があるんだなと気づかされた。

失われた7年・守られた未来

金子さんにとっては技術開発を足止めされ、犯罪者にされた最悪の7年間だった。

けど、この事件、金子さんだったお陰で、たくさんの技術者が臆することなく研究を続け、新しいものを生み出せる未来につながった。

金子さんや弁護団が有罪のまま諦めていたら、今の世の中は違ったかもしれない。

映画の中で印象的だったセリフ。

winnyの開発が10年早かったら解析できなかったかもしれない。10年遅かったら、それはありきたりなものだったのかもしれない。

遅かったのか、早すぎたのか。

真相はわからないけど、映画の中では、winnyが世に出たそのタイミングで、何か都合の悪いことが起きた。そしてそれをwinnyのせいにした。

警察と日本の闇

権力のある誰かの不都合をごまかすために、世界にも通用して未来を変えるような技術を開発する人が犠牲となった。

そしてその技術の開発を止めてしまった。

物凄いスピードで目まぐるしく進化する世の中で、7年も経ったらもう遅いのに、称されるべき人を犯罪者にしてしまう日本の社会よ。

社会的問題を題材にした映画で、自分には関係のない話かと持ったらそうじゃなかった。

凡人の私にでも関わってくるような、世界中の人々が必要とし、当たり前のように使用する技術だった。

今では当たり前のYouTube、Twitter、Instagram、Skype、などアカウントを作成するだけでネットの中で誰でもどこでも匿名で知らない人同士が情報共有をする世の中。

Winnyの未来

2011年、開発した時から改良修正を加えていたら、winnyから何が生まれていたのかな。

映画の中で、金子さんはつかみどころない、でも時にコミカルで面白い人間性を描いていたけど、エンディングで出てきた本人を見て、人柄をよく表せていたなあと感じた。

人と関わるのは苦手だけど、真っ直ぐな信念があって、壇さんの言葉に笑ってしまう柔らかさもある。

金子勇という人物

会見での質問に対しての反応で、この人がどんな人なのか全てを表しているような気がした

誰のせいだと思いますか?という記者の質問に対して、きれいごとでもカッコつけでもなく、ただ純粋に答えたその答えがとても印象的でした。

都合の悪い何かを僕のせいにした。それが誰のせいか考えても何も前に進まない。

誰かの不都合を自分のせいにされたという事を理解しつつも、そこに焦点を当てることの意味のなさを一瞬でかえしていた。

心からそう思っているんだと思った。

普通ならこんなことが起きたら誰かのせいにしたり、誰かを恨みたくもなるはず。

なのに、そんなことより、無罪になったことで、この先若い技術者が恐れずに開発できる、開発により逮捕されることはないと証明できて、それでよかったと言える心の大きさ。

ほんとのほんとの本心は本人にしかわからないけど、この言葉もひとつの本心だと感じた。

最後のみんなへのメッセージも無理にいいことを言おうとせず、頑張って下さいって、逃げるように画面から消えていってしまった笑。

とにかく本来は人前に出るのも、何かを言葉で伝えたり表現するのが苦手なのが伝わってきた。

そんな人が、この国や技術者の未来のためにメディアに晒されるながら戦ったんだなあと。

カッコいい人だと思った。

見てよかった。

知らない誰かのお陰で何かが変わったり守られたりして、それが自分にも影響を及ぼしている。

無罪になって間もなくして亡くなってしまったのが残念でならないけど、金子さんならこの人生をどんなふうに解釈して語るのかなって気になった。

少年時代から凄かった

幼い頃のエピソードも凄かったな。

本屋で暗記したコードをお店のパソコンに打ち込んで、ゲームまで作るなんて。

オタク気質って表現があってるのかわから無いけど、ここまで何かに没頭できる力、凄いと思う。

何かに猛烈にハマるっていうことがあまりない性格の自分にとって、魅力でしかない。

魅力であり、それは才能でもあると思う。

映画を見るきっかけの動画

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